NEC、NTT西日本、エンプレックスの3社は2月20日、鹿児島県の県庁にウェブベースのコ ミュニケーションシステムを納入したことを明らかにした。
このシステムは、行政と県民による双方向コミュニケーションの活性化を目的としたもの。県庁全体でウェブページを共通管理/運用できるコンテンツ管理システム(CMS)と、メールマガジン配信やオンラインアンケート運営が可能なCRMシステムで構成している。システムにはエンプレックスのパッケージソフト「eMplex CMS」「eMplex EM」を採用し、構築はNECとNTT西日本が担当した。
このシステムにより、県庁ウェブページの画面レイアウトとナビゲーションを 統一し、県民への情報提供サービス機能を改善したという。3社は「メールマガジン とアンケートの活用により、行政と県民の双方向コミュニケーションを活性化し、県 民の行政参加意識を高め、県民の声をいかした県政を実現できる」としている。
また、約140課の担当部門で直接ウェブページを更新できる運営体制を整備し、 更新頻度を高めた結果、現在1日当たり約50件の情報追加/更新がある。