富士通は2月20日、顧客先に設置されたIT機器の管理を運用ライフサイクル全体 にわたって請け負うオンサイトアウトソーシングサービス事業「LCMサービス」の強 化策を発表した。
LCMサービスの強化は、富士通が実施中のアウトソーシング事業強化活動の一 環。同社は「これまでの約3000社におけるLCMサービス稼働実績をもとに、サービス 内容の可視化/標準化、サービス体制/基盤の強化、サービスメニューの整備/拡充 を行う」としている。
たとえば、サービス体制/基盤については、運用サービス技術者育成、サービ ス拠点新設、サービス情報の一元管理という強化策を実施する。「より高品質なサー ビスを、より短納期で提供することができ、顧客は運用効率の向上、コスト削減、コ ア業務への集中、内部統制対応が可能になる」(富士通)
富士通では、2008年度にLCMサービス全体で売上高1560億円を目指す。