ソフトバンク・テクノロジー(SBT)と同社の100%子会社であるSBTコンサルティング(SBTC)は2月21日、SBTC内にセキュリティコンサルティングサービス専門の事業部を新設したと発表した。新事業部では、セキュリティに関する診断からコンサルティング、システム構築、運用、監視に至るサービスを包括的にカバーする。
SBTCのセキュリティコンサルティングサービス事業部は、国際的なセキュリティ資格Certified Information Systems Security Professional(CISSP)取得コンサルタント5人を含め、14人体制でサービスを提供していく。自社開発ツールによるセキュリティ診断のほか、ウェブアプリケーションやFlashおよびAjaxベースのウェブサイトの診断も行う。
具体的には、「脆弱性簡易診断サービス」(50万円から)、「ネットワークフル診断サービス」(20万円から)、「Webアプリケーションフル診断サービス」(30万円から)、「内部診断サービス」(50万円から)、「フォレンジックサービス」(50万円から)を用意する。今後、コンサルティングサービスのパッケージ化や、ASPサービス化も予定している。
SBTでは、コンサルティングサービスと不正侵入防御装置、検疫監視サービスなどを連携させ、来年度に10億円の売り上げを目指す。