日立システムアンドサービス(日立システム)は2月27日、同社の「内部統制支援ソリューション」メニューのひとつとして提供している内部統制文書化/評価支援ツール「Ci-Tower BPM」をオフィス用品大手のキングジムが採用したことを発表した。
キングジムでは、Ci-Tower BPMの作成した文書の審査・承認機能、テスト・評価の自動生成機能、RCM(リスク・コントロール・マトリックス)の自動生成機能、および各拠点からのテスト・評価結果をサーバへ自動登録できる機能を評価して、同システムを採用。2009年6月の財務報告にかかる内部統制の整備状況などの報告に向け試行的に運用している。現在、サーバ連係機能を含めた検証を行っているところだという。
キングジムは今後、日本版SOX法対応を進めるにあたって、日立システムのコンサルティングサービスや文書管理などのソリューションを活用していく方向だ。
キングジムはCi-Tower BPMの導入について、「取り扱っている販売会社がいくつかあったが、日立システムは他の社内システム開発を一部委託した実績もあり、今回の内部統制支援についても早くから注力しているなかで、Ci-Tower BPM開発元との繋がりも強く、心強いパートナーではないかと判断した」としている。