トレンドマイクロ、スパム対策ソフト発表--予防から隔離まで4段階の対策

CNET Japan Staff

2007-03-06 14:17

 トレンドマイクロは3月5日、企業向け迷惑メール(スパム)対策ソリューション「Trend Micro Spam Prevention Solution」(SPS)の販売を開始した。

 同製品は、同時に販売を開始する企業向けメールセキュリティ製品の最新版「InterScan Messaging Security Suite 7.0」のオプションとして提供される。予防から検出・隔離まで4階層でスパム対策を行えることが特徴。新機能「IP Profiler」では、「DHA(Directly Harvesting Attack)」と呼ばれるメールアドレス収集攻撃を防止し、スパムの送信を予防することができる。

 また、スピア型攻撃への対策として特定のIPアドレスから一定時間に集中する攻撃をブロックできる。そして、「IPレピュテーション」機能により、メールの受信前に、送信元サーバのIPアドレス情報にもとづいてスパムをブロックすることで、ネットワーク内のメールの流量を減少させ、企業ネットワークへの負担を軽減させることができる。スパムを受信してしまった後も、ヒューリスティックとパターンマッチングの技術を組み合わせたスパムメール対策エンジンにより、95%以上という検出率で検出と隔離を実施する。

 価格は50アカウントで14万円。今後1年間で3億円の売り上げを目指す。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]