C2cubeと日立情報システムズは3月13日、テキスト解析用アプライアンスサーバ「C2cube Appliance」の販売を開始した。
C2cube Applianceは、C2cubeの日本語解析エンジン「ConciergeCube」を搭載するアプライアンスサーバ。口語調の日本語テキストを高精度かつ高速に解析/抽出できる点が特徴としており、ポジティブ/ネガティブといった評価や噂、期待、要望などを迅速に理解できるという。「従来の日本語解析(形態素解析)と比べ、極めて高精度な構文解析を実現する」(両社)。
解析対象としては、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)やクチコミサイト、掲示板などのコミュニティへの書き込みをはじめとして、アバターサービスなどのチャット会話文、アンケートの自由回答文、コールセンターの会話ログ、問い合わせメール、企業内ブログや企業内SNSへの書き込みなどを想定する。
日立情報システムズが一次代理店となって販売を行う。C2cube Applianceの販売に加え、構築支援やサポートなどのサービスも提供していく。2007年4月から2008年3月の1年間で、200社への販売を目指す。