日本IBMは3月20日、データセンター向け熱解析シミュレーションサービス「サーマル・シミュレーション・サービス」の提供を開始した。データセンター内の温度分布や気流分布をシミュレーションし、解析結果を参考にして「電力消費および発熱問題を解決する」(日本IBM)。
同サービスは、サーバ環境や空調環境の現状を調査し、温度および気流分布をシミュレーションで可視化する。そのうえで、空調環境などの問題点を指摘するとともに、対策の提案を行う。
実際に対策を講じる顧客向けとして、日本IBMはデータセンターの冷却効率改善を目的としたソリューション製品「Cool Blue」も用意する。
費用と期間は、データセンターの規模によって変わり、約270万円から、最短2週間となる。