日立ソフトウェアエンジニアリングは3月22日、セールスフォース・ドットコムのオンデマンド顧客管理(CRM)サービス「Salesforce」と日立製作所のグループウェア「Groupmax」向けのスケジューラ連携サービス「SaaSWare SynchroMax」を発表した。4月2日に提供を開始する。税込み価格は、1ユーザー当たり月額315円となる。
SaaSWare SynchroMaxは、Salesforceのカレンダー情報とGroupmaxのスケジューラ情報に加え、ToDo項目を同期するサービス。同期処理は、周期的に自動実行するほか、手動で任意実行できる。同期対象オブジェクトの指定が可能で、Salesforceの「場所」「取引先」「取引先責任者」のうちどれをGroupmax の「行き先」に対応させるか選べる。同期対象ToDo項目の期間指定にも対応している。
同サービスを利用すると、SalesforceとGroupmaxのどちらか一方のシステムに情報を入力すると、両システムに情報が反映される。また、ユーザー全員のスケジュール情報は、Groupmax上で共有できる。これにより、両システムへのデータ二重入力の必要がなくなる。
今後、日立ソフトはサービスブランドSaaSWareで、日立グループの各種アプリケーションとSalesforceとの連携機能を提供していく。