NTTコムウェア(今井郁次社長)は3月22日、電子透かしを利用したフィッシング対策ソリューション「PHISHCUT(フィッシュカット)」を、第四銀行(小島国人頭取)が導入し、28日の午前9時から同行のホームページでの利用を開始すると発表した。フィッシュカットの導入は、第四銀行で3行目になる。
「PHISHCUT」は、金融機関やインターネットバンキング、ショッピングサイトなどのWebサイトに電子透かしを埋め込み、利用者の専用ソフトと認証システムとで連携して認証するサービス。これにより、フィッシングサイトの検出や、フィッシングサイトへの重要情報の送信を防止する。
認証システムと専用ソフトのダウンロードサイトは、NTTコムウェアがASP方式で提供するため、短期間で導入でき、初期導入費用もかからない。また、専用ソフトが自動的に認証を行うため、利用者もソフトをインストールするだけで利用できる。
NTTコムウェアでは今後も金融機関を対象に積極的な販売を展開し、07年度で1億円の売り上げを目指す。
NTTコムウェア=http://www.nttcom.co.jp/
第四銀行=http://www.daishi-bank.co.jp/
「PHISHCUT」=http://www.nttcom.co.jp/phishcut/