ジー・サーチは3月29日、日本語で中国/韓国特許を検索できるサービス「WORLDPATENT.JP」を発表した。中国特許の検索機能を4月2日、韓国特許の検索機能を今夏から提供する予定。
WORLDPATENT.JPは、クロスランゲージが開発、提供しているASP型検索サービス。実用新案と意匠を含む中国および韓国の特許を、日本語で検索できる。中国国家知識産権局と韓国特許情報院のデータを対象とし、元データの発行から約2週間でデータベースに反映させる。
ユーザーが日本語の検索キーワードを入力すると、自動的に現地語に翻訳して検索を実行する。検索結果は、名称、抄録、第一請求項、代表図面、法的状況、明細書などを表示する。各表示のダウンロードも行える。
料金は、基本料金が1ID当たり税別で月額2万円。そのほかの料金は以下の通り。
- 書誌、タイトルの機械翻訳付ダウンロード:50円/件
- 書誌、タイトルの機械翻訳表示:無料
- 抄録の機械翻訳付ダウンロード:50円/件
- 抄録機械翻訳表示:50円/件
- 第一請求項の機械翻訳つきダウンロード:50円/件
- 第一請求項機械翻訳表示:50円/件
- 書誌、抄録、第一請求項の機械翻訳付ダウンロード:150円/件
- 法的状況表示:500円/件
- 代表図ダウンロード:50円/件
- 明細書表示:無料
- 明細書イメージ画像ダウンロード:300円/件
ジー・サーチでは、WORLDPATENT.JP以外も含め、特許データベース事業で3年後に年間30億円の売り上げを目指す。