日立システムアンドサービスは4月12日、米Packeteerと帯域制御装置「PacketShaper」などのアプライアンス機器の販売代理店契約を締結したことを発表した。
同社は、Packeteerの一次代理店として、Packeteer製アプライアンス機器を同社の「WAN最適化ソリューション」のラインアップに加える。また、日立グループや同社のネットワーク機器販売パートナーなどの販路を活用し、今後3年間で製品や保守およびソリューション全体で20億円の販売を目指す。
主な販売製品は、ネットワーク・トラフィックの優先制御によりアプリケーションのQoSを実現する帯域制御装置「PacketShaper」、転送スループットを向上させるWAN高速化装置「SkyX」、アプリケーションの高速化を実現するWindows高速化装置「iShared」など。
SkyXは、リアルタイム通信向けプロトコルである「XTP(eXpress Transfer Protocol)」の利用で転送スループットを向上させられる。iSharedは、マイクロソフトのファイル共用の通信プロトコル「CISF(Common Internet File System)」などを利用したアプリケーションを高速化させる。
価格は、PacketShaperが22万円から、SkyXがオープン、iSharedが95万円から。PacketShaper標準ポリシー設計設定サービスは50万円から提供する。