伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)とKDDIは4月19日、KDDIの無線LAN対応携帯電話「E02SA」を活用したIP電話ソリューションで協業すると発表した。
E02SAは、通常のau携帯電話として使えるほか、無線LAN対応VoIP内線電話としても利用可能な電話端末。端末1台で社内外の通話をカバーできるため、効率的な企業ネットワークの構築が可能という。
この協業により、CTCは、以前から提供していたシスコシステムズの呼制御ソフト「Cisco Unified CallManager」、ネクストジェンの第3世代(3G)携帯電話/無線LANデュアル端末対応SIPサーバ「NX-E1000」、米Aruba Wireless Networksのモビリティコントローラ/アクセスポイントによる「ワイヤレスIP電話ソリューション」で、E02SAの取り扱いを始める。
両社は、同ソリューションの提供を7月に開始する。