ケアブレインズは5月9日、米SugarCRMが開発した顧客関係管理(CRM)製品の新版「SugarCRM 4.5.1」の日本語版を同日より販売開始すると発表した。新たにプロジェクト管理機能を追加したほか、営業日報機能など日本語版独自の機能拡張を行った。
SugarCRM 4.5.1では、新規プロジェクトの計画グリッドを作成したり、過去のプロジェクトをテンプレートとして登録、再利用する機能を備える。またガントチャートによる進捗管理や、ケース管理との統合が可能。プロジェクト関連文書の共有/一元管理向けインタフェース、個々の従業員が責任範囲の作業を一覧できるダッシュボードも提供する。定義したプロジェクト情報はMicrosoft Project形式で出力できる。
営業日報機能では、カレンダーに登録したミーティング情報から自動的にテンプレートを作成し、顧客名、商談名などの入力の手間を省く。また作成した日報には、上司や同僚がコメントを付けられる。このほか商談ごとの営業員、事業パートナー管理機能を用意。複数のモジュール間のデータを集計したレポート作成や、メールマガジンなどを利用した各種のキャンペーンの管理などを行える。
ケアブレインズでは、すでにCRM製品「Sugar Enterprise」「Sugar Professional」を導入している顧客向けに機能拡張を実施する。