ソリトンシステムズ(ソリトン、鎌田信夫社長)は5月16日、PC操作ログ収 集・解析ソフトの英語版「InfoTrace English Edition」を5月18日に発売する と発表した。日本企業の海外拠点や外資系企業、外国人従業員を抱える企業が 英語OSのPCでも、セキュリティを強化したいという要望に対応した。
「InfoTrace English Edition」は、英語OSのPCやファイルサーバー、プリ ンタサーバーにエージェントソフトをインストールすることで、社内の情報に 対して、アクセスしたPCや利用者、操作内容を記録することができる。操作ロ グは、専用サーバーに自動送信し、検索やレポート作成ができる。流出経路を クリック1つで簡単にトレースすることも可能。監査部門は英語表示のTraceBrowserで解析できる。
サーバー内のファイルに対する複数利用者からのファイル名変更、外部機器 へのコピー・印刷、重要ファイルへのアクセスの拡散具合を追跡する「拡散ト レース」機能、事前に不正行為として設定したポリシーテンプレートに該当し たログから、逆追跡を行い親ファイルを探す「バックトレース」機能も備える。
価格は、「基本パック」(CD、サーバー側ライセンス)が153万6000円、 「基本パックコンパクト」(CD、100ユーザー以下のサーバー側ライセンス) が48万円、「Windows Agent」(クライアント側ライセンス)が4800円、「共 有フォルダオプション」(ファイルサーバー用ライセンス)が38万4000円、 「共有プリンタオプション」(プリンタサーバー用ライセンス)が7万6800円。