OBC、奉行シリーズを中心とした内部統制支援フレームワークを提供開始

CNET Japan Staff

2007-05-18 17:42

 オービックビジネスコンサルタント(OBC)は5月17日、内部統制の整備を支援する「奉行内部統制支援ソリューションフレームワーク」の提供を開始した。

 同フレームワークでは、内部統制の整備に必要なステップを「文書化」「評価・改善」「文書管理」「プロジェクト運用」「業務基盤統制」「IT基盤統制」――の6つと定義し、それぞれのプロセスに必要なITツールを提供する。

 ソリューションラインは、大きく2つ。「文書化」「評価・改善」「文書管理」「プロジェクト運用」部分を内部統制プロジェクトそのものを支援する「内部統制構築ソリューション」、残りの2つの部分を洗い出されたリスクの低減を支援する「内部統制基盤ソリューション」として提供する。各ソリューションで提供される製品は以下の通り。

<内部統制構築ソリューション>

  • 文書化:文書化支援「奉行DOCUMENT Pack」
  • 評価・改善:モニタリング管理「内部統制大王 for 奉行」
  • 文書管理:文書管理「e場 for 奉行」
  • プロジェクト運用:運用コンサルティング

<内部統制基盤ソリューション>

  • 業務基盤統制
    • 業務処理統制:
      「奉行シリーズ」「リスクモンスター for 奉行」「奉行ソリューションズ」
    • 承認ワークフロー:「Manage for 奉行」
    • 資産管理:「償却奉行」「資産管理システム」
  • IT基盤統制
    • IT全般統制:「内部統制大王 for 奉行」
    • データ保全:
      「奉行 with Citrix Access」「OBCストレージサービス」「BACKUP奉行」「OBCセキュアアクセスキー」
    • アカウント管理・認証:
      「e-UBF for 奉行」「SecureSuiteXS for 奉行」「人事奉行」
    • 履歴・ログ管理:「ESS REC for 奉行」

 今回のフレームワークについて同社では、施行が近づいている金融商品取引法が求める内部統制構築を支援するツール群を中堅企業向けに経済性を考慮した価格帯をそろえ、プロセスごとに必要なソリューションを明確にしたとしている。

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