独立行政法人情報処理推進機構(IPA)はこのほど、「ソフトウェア・プロダクト・オブ・ザ・イヤー2007」の募集を開始した。
ソフトウェア・プロダクト・オブ・ザ・イヤーは、IPAの主催により、国内の優れたソフトウェアプロダクトを選定・表彰するコンテスト。ソフトウェアプロダクト開発者の開発意欲を高め、多くの良質なソフトウェアプロダクトの供給を促進し、市場の拡大および充実を図ることを目的として1989年に創設され、今年で19回目の開催となる。
募集対象は、2006年から2007年までの過去1年程度の期間内で、国内において広く利用され、流通している、「産業・企業・行政」「家庭・個人」「安心・安全」「システム・基盤」――の4分野のソフトウェアプロダクト。パッケージプロダクトのみならず、組み込み系ソフトウェアプロダクトやオープンソースソフトウェアも対象となるほか、ASPやSaaSとして提供されるものも含む。
応募資格は、ソフトウェアプロダクトを独自に開発、または販売を行っている法人または個人で、募集期間は7月31日までとなっている。応募要領は、IPAのウェブサイトで公開されている。
応募申請のあったソフトウェアプロダクトは、申請書により書類審査され、書類審査で選定されたものは、説明およびデモンストレーションによる審査結果に基づき最終選定される。選定は、学識経験者や有識者で構成される選定委員会および選定ワーキンググループが行う。選定結果の公表は10月上旬、表彰式は10月下旬の予定となっている。