エクセルソフト(渡辺光敏社長)は6月1日、JavaアプリケーションをWindows用やLinux用に高速・最適化するJava開発ツールの最新版「Excelsior JET 5.0」を発売した。
JavaアプリケーションやコンポーネントのクラスファイルをWindows上ではEXEやDLLファイルに、Linux上では実行ファイルや共有オブジェクトに変換。変 換したネイティブコード実行ファイルは、Javaのクラスファイルよりも高速に 動作する。また、日本語インストーラーを含む12か国語のインストーラーを作 成できる「JetPackII」も搭載し、「Excelsior JET 5.0」で作成したアプリケー ションを無料で配布できる。
最新版では、新しいデプロイ技術「Java Runtime Slim-Down」を採用し、ダ ウンロードサイズと作成するJava SEアプリケーションのディスクフットプリ ントを大幅に減少。さらに、JETオプティマイザとJETランタイムを強化し、新 しいループの最適化、高速な浮動小数点演算、高速なメモリ・アロケーション などのパフォーマンスを向上させた。
価格は、「Excelsior JET 5.0 スタンダードエディション英語版」が18万37 50円、「同プロフェッショナルエディション英語版」が34万5540円、「同エン タープライズエディション英語版」が66万8850円。すべてWindows版とLinux版 があり、1年間の無償アップグレードを含むスタンダードサポートが付属する。