VA Linux Systems Japan(VA Linux)は6月20日、仮想化システムの導入や運用を総合的に支援するサービス「VA Virtual-suite」を発表した。仮想化に関する開発、コンサルティング、障害解析などのサービスを提供していく。
同サービスは、オープンソースの仮想化技術Xenを中心として、コンサルティング、システム設計および開発、検証、機能解析、障害解析などサービスを「ソースコードレベルから提供する」(VA Linux)。具体的には、以下のサービスメニューを用意する。
- Xen Quest:Xenに関する障害や性能問題を解析するサービス。ソースコード検証などを通じ、障害原因の追究、特定、回避方法の提案、修正パッチの提供などを行う。料金は月額160万円
- Xen Expert:Xenベースのシステムに関する受託/開発サービス
- Xen Zest:Xen対応のコンサルティングサービス。機能強化、チューニング、問題解決の支援、高度なコンサルティングを行う
また、VA Linuxは7月20日にTokyo Station Conferenceで、Xenをテーマとするカンファレンス「Xen Conference Japan 2007」を開催する。Xenの開発/提供元である米XenSource創設者のIan Prattなどが講演を予定している。