クレディストは6月25日、Google検索アプライアンス向けのソリューション「SmartEntry for Google Search Appliance」を発表した。
同ソリューションは、メールに添付したファイルをある特定のアカウントに送信するだけでファイルサーバに保存でき、保存されたファイルはGoogle検索アプライアンスにより検索可能になる仕組みを実現する。添付したファイルをファイルサーバのどのディレクトリに保存したいかをメール本文内に指定することも可能という。スマートティプスの基本技術をベースに両社が共同開発した。
従来、添付して送っていたファイルを共有のファイルサーバへ保存する際に、SambaやFTPを用い、ファイルサーバにコピーする手間がかかっていたが、送信時に送信先メールアドレスを1つ増やすだけで簡単にファイルサーバに保存できる。また、保存されたファイルはGoogle Search Appliance製品の検索機能で瞬時に検索できる。
営業部門や設計・製造部門、建築関係、医療関係など、多くの電子データを取り扱う分野をターゲットに7月から同製品の販売を開始し、2007年度中に3億円の売り上げを目指す。
クレディストは、三井情報とSRAの合弁会社。