テプコシステムズ、日本ヒューレット・パッカード(HP)、マイクロソフトの3社は7月10日、社内情報資産の有効活用を実現するソリューションの提供を目的に協業すると発表した。協業の第1弾として、社内の情報資産を有効活用し、生産性を向上させるソリューション「ラピッドスターターパック」を同日より発売開始する。
「ラピッドスターターパック」は、テプコシステムズの情報連携ツール「ePower/exDirector」を、HPのx86サーバ「HP ProLiant」とマイクロソフトのソフトウェア群でパッケージ化したソリューションだ。ePower/exDirectorには、Microsoft Excelベースの情報資産をMicrosoft Office製品へと自動的に連携させる機能が備わっている。Excelフォーマットをそのまま再利用できるため、業務担当者へのスムーズな導入が期待できる。ラピッドスターターパックでは、規模や用途に合わせてOffice製品を組み合わせ、情報資産の共有と管理が可能となる。
また、ラピッドスターターパックは規模や用途に合わせて最適なハードウェアにインストールした状態で提供されるため、新しいサーバ導入の際に作業負荷の高いサイジングを気にする必要がない。また、ePower/exDirectorにはテンプレートやチュートリアルも付属しているため、導入後すぐに業務が開始できる。
ラピッドスターターパックの価格は、25ユーザーで298万円から。導入や設置費用は含まれていない。テプコシステムズの専任チームおよび同社のビジネスパートナーより提供される。