マイクロソフトと日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は10月13日、顧客対応業務におけるシステムインテグレーション(SI)およびサービス分野で協業すると発表した。
両社は、デスクトップ連携フレームワークである「Microsoft Customer Care Framework 2005(CCF)」をベースに、コンタクトセンターやコールセンターといった業務向けのSIとサービスを提供する。CCFによるアプリケーション統合/連携と、コンピュータ電話統合(CTI)などを実現するシステム構築を行うことで、顧客対応業務の効率化を目指す。
具体的な取り組みとして、導入および開発の事前検証を行うサービス「HP CCF プルーフ・オブ・コンセプト(HP CCF PoC)サービス」の提供を10月13日に開始した。同サービスでは、顧客の実業務アプリケーションの一部について、本格導入時の業務効果を事前に評価する。料金は200万円からとなる。
また、日本HPは、同サービス用のデモンストレーションセンターを社内に開設した。