トランスコスモス(奥田昌孝社長、COO)は、事業継続に対するソリューシ ョンサービス「マネージドIDCサービス」を9月1日から開始すると発表した。 また、災害が発生してもビジネスを止めないためのシステムの継続稼動に向け、 首都圏から同時被災比率の低い沖縄にデータセンターを構え、24時間365日で 安定的にシステムを監視・運用する。
トランスコスモスでは、サービス提供にあたってファーストライディングテ クノロジー(上原稲一社長)とパートナー契約を締結、データセンター(沖縄 IDC)とシステム監視運用センター(沖縄MSPセンター)を開設した。
「マネージドIDCサービス」は、従来型の災害対策とは異なり、トランスコ スモスが長年実施している高品質なシステム運用のノウハウを活用、メインセ ンター側での常駐型のシステム運用サービスと融合させることで、インフラだ けでなく運用体制も含めた災害対策を実現する。
サービスメニューは、ビジネスコンティニュイティプラン(BCP)策定支援 サービス、レプリケーションサービス、データバックアップ/リストアサービ ス、仮想化ソリューションサービスを含む「ビジネスコンティニュイティ(BC)/ディザスタ・リカバリー(DR)サービス」と「マネージドハウジングサービ ス」「リモートモニタリングサービス」。トランスコスモスでは、マネージドIDCサービスを含むシステム運用管理事業で、09年度の売上100億円を目指す。