日立公共システムエンジニアリング(日立GP、森内康浩社長)は7月24日、 改ざん検知・複写抑止の2つのセキュリティ対策が可能な印刷文書のセキュリ ティソフト「紙の番人」の複合型モデルを発売した。価格は個別見積もり。
地紋透かし技術を用いて、「いつ」「誰が」などの印刷時の情報や、複不正 な複写を抑止する複写模様を、印刷時に透かし込むことができる。一枚の印刷 物に、「偽造・改ざん検知機能」と「不正な複写の抑止機能」を持たせること で、重要な印刷文書に対して、さらに強固なセキュリティ対策を施せる。
日立GPでは、「紙の番人」複合型モデルを、重要書類発行・管理業務、電子 交付文書等の印刷を行う公共団体や民間企業に向けて2010年までに300団体へ の販売を目指す。