日立システムアンドサービスとマカフィーは7月31日、ネットワークに接続されたサーバやPCの脆弱性リスク管理製品「McAfee Foundstone」の販売代理店契約を締結したことを発表した。日立システムは、McAfee Foundstoneを、ネットワークセキュリティ関連「セキュリティマネージメントソリューション」のラインアップに追加し、日本国内での販売を8月1日から開始する。
McAfee Foundstoneは、アプライアンスの「McAfee Foundstone 1000A アプライアンス」と「McAfee Foundstoneエンタープライズソフトウェア」を基本に、各種オプションソフトウェアを追加することで、企業内部の脆弱性リスク管理におけるPDCAサイクルを実現するというもの。
具体的には、オフィス内部のネットワークに接続されたサーバやPCなどの資産を自動で検出し、定期的に脆弱性を検出する。検出した結果は、資産の重要度や、脅威などを考慮して、対策が必要な脆弱性は、ワークフローに登録されるため、対策が完了するまでの進捗管理が可能となる。
価格は1000A アプライアンスが1台157万5000円、エンタープライズソフトウェアが1000ノードで787万5000円、関連したソフトで「McAfee Foundstone Threat Correlation Module」が1000ノードで118万6500円、「McAfee Foundstone Remediation Module」が118万6500円となっている。
日立システムは、McAfee Foundstoneと関連ソリューションを、製造流通業、官公庁、大学など、管理対象となる資産が膨大となる企業などに向けて、今後3年間で1億円の販売を目標としている。