Adobe Readerに脆弱性か:QuickTime脆弱性を発見した組織が警告

荒浪一城

2007-09-25 11:30

 情報セキュリティの研究を中心に活動する組織「GNUCITIZEN」が先週末、Adobe Systemsの製品「Adobe Acrobat」と「Adobe Reader」に、非常に危険な脆弱性を発見したと公表し、話題を読んでいる。

 ブログエントリによると、PDFドキュメントを開くだけで、影響を受けるという。また、この脆弱性はブラウザでPDFを閲覧した場合でも攻撃を受けるだけでなく、上記製品以外のPDFビューワも影響を受けるのではないかとしている。GNUCITIZENでは、Windows XP SP2環境のAdobe Reader 8.1で脆弱性の再現に成功しているようだ。

 回避策は信頼できないサイトのPDFを閲覧しないこと。

 GNUCITIZENは今月、Appleの製品「QuickTime」の脆弱性も発見し、話題を呼んだ。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    ChatGPTに関連する詐欺が大幅に増加、パロアルトの調査結果に見るマルウェアの現状

  2. セキュリティ

    迫るISMS新規格への移行期限--ISO/IEC27001改訂の意味と求められる対応策とは

  3. セキュリティ

    警察把握分だけで年間4000件発生、IPA10大脅威の常連「標的型攻撃」を正しく知る用語集

  4. セキュリティ

    いま製造業がランサムウェアに狙われている!その被害の実態と実施すべき対策について知る

  5. セキュリティ

    VPNの欠点を理解し、ハイブリッドインフラを支えるゼロトラストの有効性を確認する

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]