デルは9月26日、企業および教育・官公庁市場向けデスクトップ「OptiPlex(オプティプレックス)」シリーズに、最新のインテル Core 2 Duoプロセッサなどが搭載でき、優れたコストパフォーマンスとビジネス向けのベーシック機能を搭載した「OptiPlex 330」を発表した。価格は6万8355円からで、同日よりオンライン・ストアで提供を開始する。
OptiPlex 330は、「OptiPlex 320」の後継機種にあたり、管理性や省電力、データ保護など、ビジネスに必要な機能を強化した企業向けデスクトップPC。
インテル Core 2 Duoプロセッサとインテル G31 Expressチップセット、最大4Gバイトのデュアルチャネル DDR2メモリにより、ハイパフォーマンスを実現した。BroadcomのGigabit NIC(オンボード)で、ベーシックモデルながらギガビットイーサにも対応し、ネットワーク環境におけるクライアントPCのボトルネックを解消する。
グラフィック機能には、インテル グラフィックス・メディア・アクセラレータ3100(オンボード)を搭載。PCIe x16スロットを使用し、ATI RADEON HD2400 Proなどグラフィックスカードの追加にも対応した。
また、システム管理の業界標準であるWoL(Wake on LAN)およびASF2.0に対応可能。対応アプリケーションを使うことにより、リモートからの起動やアクセスが可能で、複数台から大規模導入環境でのTCOを削減できる。
このほか、ベーシックモデルでデル初となるRAID 1対応や信頼性の高いSATAドライブの搭載よりデータ保護の強化を図り、省電力面ではデル独自の「Energy Smart(エナジースマート)」設定によるOSタイムアウト設定やCPUの電源管理、最新の省電力プログラム国際エネルギースター4.0にも対応可能とした。