日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は10月4日、メールなどのデータを安全に保管して活用するデータ保存ソリューションの新製品「HP Integrated Archive Platform(HP IAP)」を発表した。
日本HPでは、これまでデータ保存のソリューションとして「HP Reference Information Storage System(HP RISS)」を提供してきた。HP RISSは、SEC(米国証券取引委員会)の求める要件を満たしたデータ保存ソリューション。大手金融機関などを中心に全世界で多くの導入実績がある。
今回、ますます厳密に求められるコンプライアンス実現の要求に対応することを目的に、製品名をHP IAPに改名。同製品は、金融機関などの大規模企業だけでなく、製造、流通など多用な業種、中堅・中小など、さまざまな規模の企業に対応する製品群で構成されるほか、導入サービスも提供される。
HP IAPの価格は1260万円より、導入サービスは525万円より(共に税込)となる。