編集部からのお知らせ
「半導体動向」記事まとめ
「リスキリング」に関する記事まとめ

UMLの生みの親、ソフトウェア開発のモラルを語る

文:Charles Cooper  翻訳校正:アークコミュニケーションズ、磯部達也

2007-10-26 08:00

 ソフトウェア開発が始まった時期をおよそENIACの時代だとして、それ以来のソフトウェア開発の長い歴史の中で、コードを記述する者は膨大な量の技術上の課題とビジネス上の課題を扱ってきた。完成した成果を後で政府がどのように展開するかについては、モラル面や倫理上の問いに向き合う必要はなかったとも言えるだろう。

 だが、時代は変わった。

 統一モデリング言語(Unified Modeling Language:UML)を創案したGrady Booch氏は、このようなすばらしき孤立の時代は終わりを告げつつあり、またそうあるべきだと発言している。

 Booch氏は、1981年にRational Softwareが創業されたときの最初の主任研究者で、2003年にIBMがRational Softwareを買収した後も会社に留まり、IBMのフェローにも昇進している。

 ひとかどの財をなしたことから来る自由からなのか、波風を立てることが彼の生来の性質なのか、Booch氏はテクノロジ業界における最大手企業の内外で、「世間からかえりみられない警告」を発する重責を楽しんでいる。CNET News.comでは、Booch氏が最近アメリカ西海岸を回ったときに、ソフトウェアと倫理に関する彼の見解についてインタビューを行った。

--ソフトウェアにおけるモラルの問題点について発言されたそうですね。ソフトウェアにモラルがあるとかないとかを区別できるとは思っていませんでしたが、あなたのお考えの背景を教えてください。

 わたしたちが携わっているのは根本から技術的なことですが、わたしたちがすることには倫理面、モラル面の意味が含まれています。これは何もソフトウェア科学の分野に限ったことではありません。1940年代や50年代に、「宇宙の秘密」を解き放つ能力をどう扱うか物理学者たちが苦慮したことを思い起こしてください。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. クラウド基盤

    あまり知られていない“クラウド導入の現情”─業界人が本音で語る!

  2. セキュリティ

    サイバーセキュリティ施策の鍵を握る制御システム(OT)とITの統合、そのポイントと対策を解説

  3. 運用管理

    ダッシュボードは時代遅れ、最新クラウド分析で誰にでもパーソナライズされたインサイトを提供する方法

  4. 開発

    日本のコンテナ/Kubernetes環境の本番活用が遅れる理由を2つの調査結果分析から考察

  5. 経営

    いまさら聞けないクラウドインフラの基本ー初級技術書の定番 IaaS for dummies公開中

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]