BIGLOBE、インターネット関連分野におけるベンチャー支援ファンドを設立

荒浪一城

2007-11-01 14:40

 NECビッグローブは11月1日、コーポレート・ベンチャーキャピタルファンド「BIGLOBEファンド」の設立を発表した。インターネット関連分野におけるベンチャー企業の支援を目的として設立され、資金提供だけでなく、同社が強みを持つネットビジネスのノウハウや、サービスプラットフォームの活用などで支援し、双方の事業拡大につなげたい考えだ。

 BIGLOBEファンドは、ファンド総額が30億円、期間を7年間と定めている。次世代ネット関連事業を展開する企業や、インターネット分野で先端的な取り組みを行なっている企業を対象に、7年間で40社程度に投資していく予定だ。ファンドの出資者には、NECビッグローブ、BIGLOBEキャピタル、エヌ・アイ・エフSMBCベンチャーズが名を連ね、運用はNECビッグローブが100%出資するBIGLOBEキャピタルが担う。

 BIGLOBEはこれまでも「NGN関連サービス領域」「先端技術、システム開発領域」などにおいて継続的な投資を行ってきたが、ファンドの設立により、ベンチャー企業への支援とアライアンスを通じて、よりスピード感を持って新規事業創出を図っていくとしている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]