ガジェット―ウィジェットというべきか―Webブラウザやデスクトップで使われる小枠の単機能アプリケーションだが、着実に普及の道を歩んでいる。
まず、GoogleとYahoo!という有名どころがWindowsとMac OS Xの双方に対応した。
Googleは28日(米国時間)、これまでWindows向けに公開していたGoogle DesktopをMac OS Xにも対応させた。「Google Desktop for the Mac」をインストールするとGoogle GadgetsがMac OS XのDashboardに追加できるようになる。Yahoo!も29日(米国時間)、「Yahoo! Widgets 4.5」を公開、WindowsとMac OS Xの両方に対応した。FlashやHTML読み込みなど、機能も強化されている。
Google、Yahoo!ともに今後も速いペースで開発を継続するだろう。AppleやOperaもしかりだ。Googleはガジェットを広告媒体とみなし広告サービスも開始した。
今のところ各社のウィジェット/ガジェット間に互換性がないものの、「W3C Widgets 1.0」の策定など状況が変わりつつある。ウィジェット/ガジェットは今後さらにサービスプラットフォームとして重要になりそうだ。