ウイルス対策およびインターネットセキュリティソフトウェア「AVG」を開発するGrisoftは現地時間12月5日、安全なウェブブラウジングを可能にするアプリケーション「LinkScanner」シリーズを開発するExploit Prevention Labsの買収を発表した。
安全なネットサーフィンを支援する他のアプリケーションが、データベースに頼る傾向があるのに対して、LinkScannerは、ブラウザ上へページがダウンロードされる時に、そのページに悪意のあるソフトウェアが仕掛けられていないかを判断するテクノロジを使用する。
CNET Reviewsのテストにおいて、他の「McAfee SiteAdvisor」などのアプリケーションが発見できなかった、ウェブページに加えられたばかりの変更を、LinkScannerは発見している。ただしLinkScannerにも限界があり、ホームページが詐欺的かどうかの判断を下すことはできない。LinkScannerは、ホームページに悪意のあるコンテンツが含まれていないかを判断するだけである。
Grisoftは、同社サイト上で、Exploit Prevention Labsの製品を取り扱う予定である。Grisoftによると、Exploit Prevention Labsの18人の従業員は、Grisoftに加わることになる。Roger Thompson氏は最高研究責任者(Chief Research Officer:CRO)に、Greg Mosher氏はエンジニアリングバイスプレジデントに、Chris Weltzien氏は事業開発担当バイスプレジデントに就任する。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ