Skypeが高リスクの脆弱性にパッチ -- 発表の遅れに謝罪

文:Ryan Naraine(Special to ZDNet.com) 翻訳校正:石橋啓一郎 2007年12月11日 13時49分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 インターネット電話を提供する会社Skypeが、Windowsユーザーに影響のある高リスクの脆弱性に対してパッチを行っていたが、奇妙なことにこの脆弱性に関する情報が公開されたのは、パッチ公開後1カ月経ってからだった。

 TippingPointのZero Day Initiativeの勧告には、この問題の重大性が記述されている。

 この脆弱性は遠隔の攻撃者が脆弱性を持ったSkypeがインストールされた機器上で任意のコードを実行することを可能にする。この脆弱性を利用するには、対象が悪意のあるページにアクセスする必要があるため、ユーザの関与が必要となる。

 この脆弱性は、インストール時点にSkypeが作成する'skype4com'と呼ばれるURIハンドラー内に存在する。このハンドラーが短い文字列を処理する際に、悪用可能なメモリ破壊が生じることがあり、この場合現在のユーザーのコンテキスト下で任意のコードを実行することができる場合がある。

[参考:Rogue anti-malware lures squirming through Skype(英語)]

 この脆弱性は、Skype 3.6 for Windowsのリリースで修正されており、11月15日以降に更新されたあるいはインストールされたWindows版のSkypeのすべてのバージョンが修正されていることになる。

 しかし、「意図しなかった連絡上の過失」と説明されている理由により、Skypeのセキュリティチームは11月10日までこの修正について発表していなかった。

 SkypeのVillu Arak氏は「われわれにできるのは謝罪することだけだ」と述べている。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連キーワード
セキュリティ

関連ホワイトペーパー

SpecialPR

連載

CIO
研究現場から見たAI
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
内製化とユーザー体験の関係
米ZDNet編集長Larryの独り言
今週の明言
「プロジェクトマネジメント」の解き方
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
Fintechの正体
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
情報通信技術の新しい使い方
三国大洋のスクラップブック
大河原克行のエンプラ徒然
コミュニケーション
情報系システム最適化
モバイル
通信のゆくえを追う
セキュリティ
セキュリティの論点
ネットワークセキュリティ
スペシャル
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
CSIRT座談会--バンダイナムコや大成建設、DeNAに聞く
創造的破壊を--次世代SIer座談会
企業決算を追う
「SD-WAN」の現在
展望2017
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
PTC LiveWorx
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
さとうなおきの「週刊Azureなう」
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
中国ビジネス四方山話
より賢く活用するためのOSS最新動向
「Windows 10」法人導入の手引き
Windows Server 2003サポート終了へ秒読み
米株式動向
実践ビッグデータ
日本株展望
ベトナムでビジネス
アジアのIT
10の事情
エンタープライズトレンド
クラウドと仮想化