サイオステクノロジーは、プロジェクト管理ウェブアプリケーションソフト「ProjectKeeper Professional」を有償ライセンス版として2月4日から販売する。販売開始までのあいだ、「ProjectKeeperユーザーサイト」でベータ版を公開する。
ProjectKeeper Professionalは、プロジェクト進捗の先行や遅れ具合を日付や時間でなく金額で表現する「EVM(Earned Value Management)分析」と原価管理の機能で、リアルタイムに計画と実績の乖離を監視、早い段階での極端な乖離を回避することで利益の確保を実現できるという。また、掲示板やメッセージ機能などの各種コミュニケーション機能を搭載することで、プロジェクト内部のコミュニケーションを管理、より効率的なコスト削減、円滑なプロジェクト運営に貢献できるとしている。
同ソフトは、2007年に公開したオープンソース版「ProjectKeeper Ver1.0」をベースに開発し有償ライセンス版として販売される。ProjectKeeperは、工程やスケジュール、要員、進捗のそれぞれの管理や帳票出力など、プロジェクト管理に必要とされる基本機能を実装しているという。またウェブアプリであることから、複数の拠点や企業とのあいだでタイムリーな情報共有が可能になっている。
価格はプロセッサコアライセンスで200万円、年間サポートサービス料金が同ライセンスで30万円となっている。