ヤフー取締役会で見解が二分--マイクロソフトの買収提案をめぐり

文:Ina Fried(CNET News.com) 翻訳校正:編集部 2008年02月18日 12時59分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 米国時間2月15日付けのNew York Post紙の記事のよると、Microsoftの買収提案をめぐり、Yahooの取締役の間で見解が分かれているようだ。

 Yahooは18日、同社の取締役会は「満場一致で」Microsoftの買収案を否決したという内容のプレスリリースを発表した。

 しかし、一部の独立取締役らは、Microsoftへの売却に代わる確固たる代替案を見出せていないと見られる。また、最高経営責任者(CEO)Jerry Yang氏の方針についても、とにかくMicrosoftだけには買収されたくないという「感情的」なアプローチを取っていると見ているようだ。

 New York Postによると、買収容認派はYahoo会長のRay Bostock氏と「億万長者の投資家」として知られるRon Burkle氏で、一方、反対派のYang氏もSoftbankのEric Hippeau氏やActivisionのCEO、Robert Kotick氏の支持を取り付けているようだという。

 匿名の情報筋がNew York Postに次のように語っている。「Yang氏は心情的に、どうしてもMicrosoftだけには売却したくないと考えているが、今のYang氏には、株主のために価値を創造し、競争力のある代替案を見出す奥の手はない」

 また独立取締役の中には、Microsoftとの交渉に応じないYang氏のやり方では、株主から受託者義務違反で提訴されかねないとの懸念を抱いている者もいるという。

 Yahooが18日に発表したプレスリリースの中で注目すべき点は、同社の独立取締役らが、同社の全体的な法律顧問とは別に、新たに法律顧問を雇ったとしている点だ。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連キーワード
経営

関連ホワイトペーパー

SpecialPR

  • デジタル変革か?ゲームセットか?

    デジタルを駆使する破壊的なプレーヤーの出現、既存のビジネスモデルで競争力を持つ
    プレイヤーはデジタル活用による変革が迫られている。これを読めばデジタル変革の全体像がわかる!

  • 【3/31まで早期割引受付中!】「IBM Watson Summit 2017」開催

    日本IBMが主催する最大の国内総合イベント。テクノロジー・リーダーの疑問を紐解く「企業IT、セキュリティー、モバイル、データ解析などの進化を探る」詳細はこちらから!

連載

CIO
研究現場から見たAI
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
内製化とユーザー体験の関係
米ZDNet編集長Larryの独り言
今週の明言
「プロジェクトマネジメント」の解き方
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
Fintechの正体
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
情報通信技術の新しい使い方
三国大洋のスクラップブック
大河原克行のエンプラ徒然
コミュニケーション
情報系システム最適化
モバイル
通信のゆくえを追う
セキュリティ
セキュリティの論点
ネットワークセキュリティ
スペシャル
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
CSIRT座談会--バンダイナムコや大成建設、DeNAに聞く
創造的破壊を--次世代SIer座談会
企業決算を追う
「SD-WAN」の現在
展望2017
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
PTC LiveWorx
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
さとうなおきの「週刊Azureなう」
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
中国ビジネス四方山話
より賢く活用するためのOSS最新動向
「Windows 10」法人導入の手引き
Windows Server 2003サポート終了へ秒読み
米株式動向
実践ビッグデータ
日本株展望
ベトナムでビジネス
アジアのIT
10の事情
エンタープライズトレンド
クラウドと仮想化