Gizmodoが報じたところでは、iPhone 2.0のファームウェアがハックされたという。彼らの記事では、次のように述べられている。
iPhone SDKに付属しているbeta 2.0ファームウェアを修正してiPhoneをアンロックし、iPhoneでいかなるアプリケーションでも実行できるようにした。Pwnage Projectの一部であるこのハックされたファームウェアを使うと、ユーザーは何でもできるようになる。これには、公式アプリケーションや非公式アプリケーションのインストールの他に、パッチを当てることも含まれる。
彼らは、これはすべてこれまでのPwnageプロジェクトの一部だと話した。このプロジェクトは、iPhoneをハックしようというのではなく、ファームウェア自体にパッチを当ててiPhoneをアンロックして、どんなキャリアでもiPhoneを使えるようにし、どんなアプリケーションでもインストールできるようにしようというものだ。
このプロジェクトを進めているiPhone Dev Teamによれば、カスタム版の2.0ファームウェアでは、署名のないアプリケーションもまったく問題なく実行することができ、このファームウェアはどんなサービスプロバイダでも使えるという。これに加え、Dev Teamはこれは完全なアンロックであり、Appleがこの穴をふさぐのは大変だろうとも述べている。Dev Teamはこれは単純なjailbreakではなく、ハックされたバージョンのファームウェアだとしている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ