国内コンプライアンス市場規模予測、2007〜2012年のCAGRは23.0%で拡大

奥山順子

2008-04-02 20:51

 IDC Japanは4月2日、国内コンプライアンス市場規模予測を発表した。

 発表によると、2007年の国内コンプライアンス市場はセキュリティ、ストレージなどIT基盤を構成する製品の導入が進んだ。2008年以降は内部統制対策が進む大企業でコンプライアンス業務プロセスの効率化および自動化でIT活用が拡大、さらに2012年以降は中堅中小企業もコンプライアンス関連のIT投資が本格化することから、2007〜2012年の年間平均成長率(CAGR)は23.0%で拡大し、2012年には1兆8200億円に達すると予測している。

  同社のITスペンディングリサーチマネージャーの笹原英司氏は「中長期的には、経済成長と環境保護の両立が法令遵守に取り組む企業の優先課題となる。ITベンダーは、コンプライアンス関連IT基盤として“グリーンIT”を組み込んだソリューションの開発を推進すべきである」と述べている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. クラウドコンピューティング

    標準化されたOS「Linux」で実現するIT環境の効率化、検討すべき9つの事項とは

  2. セキュリティ

    脅威は“数分で侵入”の時代へ--AI活用で進化する攻撃者にどう備えるべきかを徹底分析

  3. OS

    Windows 11移行の不安を“マンガ”でわかりやすく解消!情シスと現場の疑問に応える実践ガイド

  4. クラウドコンピューティング

    CentOS Linuxアップデート終了の衝撃、最も有力な移行先として注目されるRHELの今

  5. セキュリティ

    サイバー攻撃における特定から復旧までをワンストップで対応--セキュリティ対策で抱える課題とは

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]