日本ベリサインは6月に新社長を招聘する。米国のVeriSign創業者兼会長で、日本ベリサイン代表取締役会長のJames Bidzos氏が明らかにした。現在、日本ベリサインの社長は空席。代表取締役会長のBidzos氏以下、取締役4人が日本における事業を担っている。
4月9日(米国時間)、情報セキュリティカンファレンス「RSA Conference 2008」の基調講演に登壇したBidzos氏は、その後のインタビューで「日本ベリサインで6月に新社長を迎える」と語った。「(社長の名前を)言いたくて仕方ないのだが、今は言えない」と語っている。
しかし、6月に就任できるかどうかは微妙な雲行きだ。新社長の就任であれば、取締役会、株主総会の決議を経なければならないが、4月中旬現在、同社にそういった動きがないためだ。ただし、人選は終了しているようで、今後の手続きを経て新社長が生まれることは間違いないだろう。Bidzos氏は新社長に「良いチームを作ってくれる人がほしかった」と語っている。
後ほどインタビューの詳細を掲載します。