日本CAは4月8日、バックアップ・ソリューションの最新版「CA ARCserve Backup r12」を5月下旬より発売開始すると発表した。本製品は「BrightStor ARCserve Backup」の最新版となるもので、企業の重要なデータを効果的に保護することで、ビジネスの継続性とコンプライアンス管理を支援するバックアップ・ソリューション。
最新版では一元管理機能が強化され、1個所からジョブやデバイス、カタログやライセンス管理を行うことが可能になった。また、セキュリティの強化も図り、エージェントでの暗号化に加えてARCserveサーバーおよびテープドライブでの暗号化が可能となった。
このほか、Windows Server 2008および64ビットWindowsプラットフォーム(Itanium含む)、VMware仮想環境へのサポートを拡張、さらにデバイス管理機能の簡略化、Disaster Recovery Optionの強化などを行っている。
CAでは、バックアップにとどまらない包括的な「リカバリ・マネジメント・ソリューション」を提供しており、その最新版である「CA Recovery Management r12」は、日本においては2段階に分けて提供される。今回発表した「CA ARCserve Backup r12」はその第一弾。
さらに、CDP(Continuous Data Protection:継続的データ保護)ソリューションの新版である「CA ARCserve Replication r12」および「CA ARCserve High Availability r12」を、今年度中に発表する予定。