Microsoftは米国時間6月17日夜、テレビ広告スポンサーの広告キャンペーンの運営を支援しているNavic Networksを買収したことを発表した。
これにより、Microsoftは広告主の出資額が最も多いテレビ広告に勢力範囲を広げることになる。MicrosoftのシニアバイスプレジデントであるBrian McAndrews氏は声明で、「テレビメディアは現在、広告主、代理店のメディア予算で最大の割合を占めている。NavicとMicrosoftはともに、広告主の広告効果、ROIを高め、広告制作会社のテレビ広告の利益を最大限に高めることで、パートナーのメディア支出のよりよい管理を支援する、対応可能なテレビ広告ソリューションを提供していく」と述べている。
今回の動きは、Microsoftと米Yahooの交渉決裂のわずか6日後に起こっている。そして、この決裂後、YahooはGoogleとの広告サービスでの提携を発表している。
マサチューセッツ州ウォルサムに本拠を置くNavicは、同社のウェブサイトによれば、3度の資金調達で4300万ドルを集めている。投資家には、Pilot House Associates、Highland Capital Partners、Himalaya Capital Ventures、Pequot Venturesが名を連ねている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ