クレオはこのほど、基幹業務パッケージ「ZeeM」シリーズにおいて、新たに、SaaS(Software as a Service)プラットフォームを利用する新サービスを含む5種類の製品・サービスを提供することを発表した。
新しく発表された製品は「決算開示短縮パック」「パートアルバイトマネージメントパック」「スリムパック」の3製品。決算開示短縮パックは、同社の会計ソフト「ZeeM会計」で処理した決算データを、連結決算、決算開示書類作成システムと連動させて、金融庁や証券取引所へのデータ連携を実現するというもの。
パートアルバイトマネージメントパックは、パートやアルバイトの管理を重視し、終業管理システム、シフト管理、モバイルとの連携を図った業態特化ソリューションモデルになる。スリムパックは、中小企業向けのパッケージ製品であり、マスターテンプレートを活用することで、低価格・短期間での導入を実現できる簡易導入モデルとなっている。
リリース予定は、決算開示短縮パックとパートアルバイトマネージメントパックが8月であり、スリムパックが10月となっている。
一方のサービス関連では、「アウトソーシングサービス」と「SaaS販売モデル」を提供する。アウトソーシングサービスは6月からリリース予定であり、SaaS販売モデルは10月にリリース予定となっている。
アウトソーシングサービスは、ZeeM製品やハードウェア、データベースなど、ユーザー企業のシステムをすべて預かるというサービス。セキュリティ面や内部統制を意識したシステムメンテナンスを代行する。
SaaS販売モデルは、SaaSプラットフォームでの各種ウェブサービスを提供する。会計、人事給与といった基幹系業務も月額利用料金制で提供する。