編集部からのお知らせ
「ZDNet Japan Summit」参加登録受付中! 
新着記事集:「負荷分散」

IE7の未パッチの脆弱性に対する脆弱性実証コードが公表される

文:Ryan Naraine(Special to ZDNet.com) 翻訳校正:石橋啓一郎

2008-07-01 12:07

 今度は、完全にパッチを当てたバージョンのMicrosoftのInternet Explorerに影響のある穴が登場した。

 US-CERTからの警告によれば、IE 6、IE 7、IE 8 beta 1を実行しているWindowsユーザーに対しさまざまな攻撃に利用できる、新しいゼロデイ脆弱性の脆弱性実証コードが公表された。

 このコードはここで「sirdarckat」氏によって公表されたもので、脆弱性を利用して正規のサイトのiFrameをハイジャックし、対象サイトへのキー入力を読み取る方法を示している。これが起こるのは、Internet Explorerがドキュメントのフレームへのアクセスを正しく制限することができず、攻撃者が異なるドメインのフレームのコンテンツを修正できるためだ。

 (Zero-day flaw haunts Internet Explorerを参照)

 この(研究者のAviv Raff氏が作成した脆弱性実証コードの)スクリーンショットは、MicrosoftのWindows UpdateのサイトのフレームがハイジャックされてGoogleのホームページが表示されているところを示している。セキュリティ上考えられる影響は、恐ろしいものだ。

Microsoft Updateのページ内のフレームにGoogleのホームページが表示されている

 もし誰かがこのページを、Microsoft Updateのダウンロードページに似せて作ったページと入れ替えることができたら、何が起こるか想像できるだろうか。

 US-CERTの勧告には次のようにある。

 Microsoft Internet Explorerは、ドキュメントのフレームへのアクセスを正しく制限することができない。このため、攻撃者があるウェブページのフレームのコンテンツを任意のコンテンツで置き換えることが可能である。ただし、Internet Explorerはクロスドメインセキュリティモデルを強制することはできているようで、このことによって悪意のあるフレームが親ドキュメントに対し取ることのできるアクションは制限されている。例えば、異なるドメインのフレームが親ドキュメントのクッキーやHTMLコンテンツ、その他のドメイン固有のDOMコンポーネントにアクセスすることはできない。ただし、onmousedownイベントなどの、特定のドメインと結びついていないコンポーネントにはアクセスすることができる。このイベントを監視することで、IFRAMEは親ドキュメントへのキー入力を読み取ることができる。他のアクションも可能な可能性がある。

 ・・・ユーザーに特別に作成されたHTMLドキュメントを閲覧させることで(ウェブページやHTMLメールメッセージ)、攻撃者は異なるドメインに存在するウェブページの、ドメイン固有の要素にアクセスできる可能性がある。例えば、攻撃者はユーザーが異なるドメインのウェブページへの入力を行っている際に、キー入力を読み取ることができる可能性がある。

Internet Explorer ‘feature’ causing drive-by malware attacksを参照)

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. クラウドコンピューティング

    Google Cloudセキュリティ基盤ガイド、設計から運用までのポイントを網羅

  2. セキュリティ

    仮想化・自動化を活用して次世代データセンターを構築したJR東日本情報システム

  3. ビジネスアプリケーション

    スモールスタート思考で業務を改善! 「社内DX」推進のためのキホンを知る

  4. セキュリティ

    Emotetへの感染を導く攻撃メールが多数報告!侵入を前提に対応するEDRの導入が有力な解決策に

  5. セキュリティ

    偽装ウイルスを見抜けず水際対策の重要性を痛感!竹中工務店が実施した2万台のPCを守る方法とは

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]