#8:オフィスの立地をアピールする
我が社のオフィスはマンハッタンの商業地区の中心に位置しており、地下鉄Eラインの駅から1ブロックの距離にあります。また、周辺にはさまざまなレストランが軒を並べています。
あなたのオフィスが魅力的な場所にあるのであれば、求職者にもそのことを知ってもらうべきである。結局のところ、仕事と報酬の点ではほぼ同じとなっている2社の人材募集広告を前にした求職者にとっては、通勤の便利さや昼食の選択の幅、退社後の娯楽が重要な意志決定要素となるのである。また、オフィスが良い学区にある、もしくはそういった学区の近隣にあるという場合、それも大きなセールスポイントとなる。ともかく、あなたのオフィスの立地が(良い意味で)特別なのであれば、可能な限りその点を広告に記載するべきである。そうすることで、人材募集広告への応募率がアップするはずだ。
#9:開発者を「理解する」会社だということを示す
我が社は、開発者が成功を勝ち取れるよう、全力で支援しています。我が社では、IT分野での実務経験のあるマネージャーが各チームを率いており、各プロジェクトの実現性を保証するため、技術要員が営業プロセスのすべての段階に関与するようにもなっています。
一流プログラマーが口にする最も大きな不満は、ITに関するものではなく、ビジネスに関するものである。彼らが素晴らしい仕事を行おうとしても、プログラミングプロジェクトの特殊なニーズを理解していないマネージャーや、開発チームであれば実現不可能だと判っている途方もない仕様を独断で約束してくるとんでもない営業によって、足を引っ張られてしまうということがあまりにも多くあるのだ。あなたの会社は、彼らの望むような労働環境を提供しているという点を人材募集広告でアピールすることができれば、他社のくだらない広告よりも興味を持ってもらえるはずだ。
#10:成功をアピールする
人材を募集している部署は、4年連続で売上を伸ばしており、「花形部署」と評されています。
火を吹いているプロジェクト(あるいは部署や企業)というものは、求職者の応募する気をくじきかねないものの1つである。詰まるところ、1年後に失業の憂き目に遭いそうな仕事に就こうとする理由などどこにあるのだろう?また、仕事自体は当面の間なくならないという場合でも、うまいくいっていないプロジェクトで働くことを好む人は誰も(特に一流プログラマーは)いない。素晴らしい部署やプロジェクトで働けるということを求職者に判ってもらえれば、彼らは勇んで応募してくるはずだ。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ