「VMware ESX 3.5 Update 2」に時限爆弾式の不具合--修正パッチが公開に

文:Tom Espiner(ZDNet UK) 翻訳校正:編集部 2008年08月14日 12時42分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 VMware最新のハイパーバイザ「VMware ESX 3.5 Update 2」において、いったん終了した仮想マシンが再起動しなくなる事象が見られることが明らかになった。

 同ハイパーバイザが不具合を起こすのは8月12日を迎えたタイミング。それぞのタイムゾーンで真夜中を迎えた世界中のユーザーたちが問題に気が付いた。VMwareでバーチャルインフラストラクチャ製品のマーケティングを担当するMartin Niemar氏によれば、原因はESX 3.5 Update 2のライセンスコードの脆弱性にあるという。

 「3.5 Update 2に問題が見つかった。ライセンシングの部分に問題がある」とNiemar氏は述べる。「現段階で分かっているのは、この問題により、一度シャットダウンした仮想マシンが起動しなくなるということ。そして、仮想マシンを別のホストに移行するバーチャルモーショニングができなくなるということだ」(Niemar氏)

 Niemar氏は取材時点において、パッチの準備を最優先に進めていると述べていた(編集部注:本稿公開後、Vmwareのウェブサイトに本脆弱性を解決するパッチが公開されている)。

 Niemar氏は当初「なるべく仮想マシンをシャットダウンしないように。パッチが出るまでは稼働させておくことだ。また、サーバのシステム時刻を変更するという手もある」と問題の回避策を説明していた。

 もっとも、法的あるいは技術的な問題により、サーバのシステム時刻を変更できない組織も存在する。この点についてNiemar氏は仮想マシンを停止する必要があり、さらにシステム時刻を変更できない場合、打つ手はないと述べていた(編集部注:本稿執筆後、Vmwareのウェブサイトに本脆弱性を解決するパッチが公開されている)。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連キーワード
セキュリティ

関連ホワイトペーパー

SpecialPR

連載

CIO
ハードから読み解くITトレンド放談
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
研究現場から見たAI
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
内製化とユーザー体験の関係
米ZDNet編集長Larryの独り言
今週の明言
「プロジェクトマネジメント」の解き方
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
Fintechの正体
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
情報通信技術の新しい使い方
三国大洋のスクラップブック
大河原克行のエンプラ徒然
コミュニケーション
情報系システム最適化
モバイル
通信のゆくえを追う
セキュリティ
企業セキュリティの歩き方
サイバーセキュリティ未来考
セキュリティの論点
ネットワークセキュリティ
スペシャル
Gartner Symposium
企業決算
ソフトウェア開発パラダイムの進化
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
CSIRT座談会--バンダイナムコや大成建設、DeNAに聞く
創造的破壊を--次世代SIer座談会
「SD-WAN」の現在
展望2017
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
さとうなおきの「週刊Azureなう」
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
中国ビジネス四方山話
より賢く活用するためのOSS最新動向
「Windows 10」法人導入の手引き
Windows Server 2003サポート終了へ秒読み
米株式動向
実践ビッグデータ
日本株展望
ベトナムでビジネス
アジアのIT
10の事情
エンタープライズトレンド
クラウドと仮想化