GCT研究所は12月12日より、KDDIとマイクロソフトが提供するパートナー支援プログラム「Business Port Support Program」を活用した、SaaS型業務アプリケーションサービスの提供を開始する。
KDDIとマイクロソフトは2007年6月27日、SaaS型ビジネスに関する包括提携に合意。同年12月以降、アプリケーションパートナー企業に対して、Business Port Support Programに基づいたビジネスコンサルティングや技術的なサポートをしてきた。
今回、協業パートナーの1社であるGCT研究所が、Business Port Support Programを活用して、SaaS型ERP「Just-iS」(ジャスティス)の提供を開始する。協業パートナーとして初のアプリケーション提供になるという。
Just-iSは、業務メニュー単位で業務サービスを自由に選択できるSaaS型のERP。これによりカスタマイズ費用がいらなくなるため、低価格で提供できるという。今回提供するのは、従業員の交通費申請、上長の承認、経理部門のチェック、振込精算という一連の業務をウェブ上で処理できるようする「自動旅費精算フロー」だ。