日本IBMの新社長に橋本孝之氏

藤本京子(編集部) 2008年12月30日 18時12分

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UPDATE 日本IBMは12月30日、取締役専務執行役員の橋本孝之氏を1月1日付けで代表取締役社長 執行役員に昇格すると発表した。

橋本氏 日本IBMの新社長に就任する橋本孝之氏

 橋本氏は、愛知県出身で1954年7月9日生まれの54歳。1978年3月に名古屋大学工学部応用物理学科を卒業し、同年4月日本IBMに入社した。2000年3月にゼネラル・ビジネス事業部長 取締役となり、2003年3月には常務執行役員に、2008年4月に取締役専務執行役員となっていた。

 現在、代表取締役社長 兼 会長を務める大歳卓麻氏は、会長職に専念する。大歳氏は今年60歳を迎え、近いうちに新社長へのバトンタッチを考えていたというが、この時期になった理由について大歳氏は、「日本IBMの会計年度が12月で終わるため、新しい年度は新しい時代のリーダーに任せようと考えた」と話す。

 橋本氏が新社長に選ばれた理由は何なのか。大歳氏は橋本氏について、「顧客志向で現場志向、そして品質志向が強い。また、軸がしっかりしていて一貫性がある」とした。

 橋本氏に社長昇格への打診があったのは12月中旬。世界的な不況により、IBMでも大規模な人員削減が行われたとされているが「人員削減と社長交代のタイミングはあまり関係がない」と大歳氏。一方の橋本氏は「大変な時期ではあるが、ピンチをチャンスに変えるのがIBMのDNAだとポジティブに考えた」と話す。

 橋本氏は、社長としてのプライオリティは3つあるとした。それは、顧客中心であること、社員が自由にコミュニケーションできる環境を作っていくこと、そしてグローバルなIBMのソリューションを日本のニーズに合わせて届けることだ。

 「顧客中心であることは、大歳の時代から引き継いだこと。これをより強化し、顧客との関係を深めたい。また、社員が自由に生き生きと働ける環境作りを進めたい。そして、グローバルに提供できるソリューションを持ったIBMの強みを生かし、日本向けに価値をつけて提供できる力を強化していきたい」(橋本氏)

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