インフォア、SOA戦略の第一弾となるフロントエンド「Infor MyDay」の無償提供を発表

ZDNet Japan Staff 2009年02月05日 20時54分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 日本インフォア・グローバル・ソリューションズ(日本インフォア)は2月5日、同社のSOA戦略「Infor Open SOA」に基づくコンポーネントの第一弾となる「Infor MyDay」を発表した。保守契約を締結している国内の顧客に対して、2009年8月より無償で提供する予定。

 Infor Open SOAは、サービス指向アーキテクチャに基づいて、インフォアのビジネスアプリケーション群や他のシステムとの間でのデータを統合することを目指し、同社が近年開発を行っている技術、製品、およびプラットフォーム戦略の総称。自社製品のみならず、他社ソリューションともOAGIS標準を介した統合を可能にする。

 Infor Open SOAは、さまざまな業種に特化したERPソリューションの買収を繰り返してシェア拡大を続けてきたインフォアにとって、それらを統合するための極めて重要な戦略とされる。米Infor、CTOのBruce Gordon氏は、「顧客の持つアプリケーションを破壊せずに複数のシステムを統合し、彼らのビジネスネットワークの支援を行うシステムイネーブラーになる」ことが目標であるとし、同社におけるこの戦略の重要性を強調した。

 今回、Infor Open SOAのコンポーネント第一弾としてリリースされる「Infor MyDay」は、インフォア製アプリケーション上のデータへ一元的にアクセスし、ユーザーごとにカスタマイズして提示するフロントエンドである。利用するユーザーのビジネス上の役割に合わせてパーソナライズした情報(レポートやKPI)を表示したり、データのビジュアライズを行ったりといった、ダッシュボード的な機能に加え、ユーザーインターフェース上から、トランザクション処理アプリケーションへのドリルダウンを行うといったことも可能になっている。

 Infor MyDayは、同社のERPパッケージ「Infor ERP LN」や、パフォーマンス管理製品「Infor PM」をはじめとする同社主要製品との連携が順次可能になる予定。年内に80社での導入を目標とする。

Infor MyDay 複数のインフォア製アプリケーションのデータに一元的にアクセスし、個々のユーザーに対してパーソナライズした結果を提示する「Infor MyDay」のイメージ。個別のアプリケーションにアプローチするためのフロントエンドの役割も担う。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連キーワード
ビジネスアプリケーション

関連ホワイトペーパー

SpecialPR

連載

CIO
ハードから読み解くITトレンド放談
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
研究現場から見たAI
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
内製化とユーザー体験の関係
米ZDNet編集長Larryの独り言
今週の明言
「プロジェクトマネジメント」の解き方
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
Fintechの正体
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
情報通信技術の新しい使い方
三国大洋のスクラップブック
大河原克行のエンプラ徒然
コミュニケーション
情報系システム最適化
モバイル
通信のゆくえを追う
セキュリティ
企業セキュリティの歩き方
サイバーセキュリティ未来考
セキュリティの論点
ネットワークセキュリティ
スペシャル
Gartner Symposium
企業決算
ソフトウェア開発パラダイムの進化
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
CSIRT座談会--バンダイナムコや大成建設、DeNAに聞く
創造的破壊を--次世代SIer座談会
「SD-WAN」の現在
展望2017
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
さとうなおきの「週刊Azureなう」
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
中国ビジネス四方山話
より賢く活用するためのOSS最新動向
「Windows 10」法人導入の手引き
Windows Server 2003サポート終了へ秒読み
米株式動向
実践ビッグデータ
日本株展望
ベトナムでビジネス
アジアのIT
10の事情
エンタープライズトレンド
クラウドと仮想化