グーグル、Windows向けアップデートソフト「Omaha」のソースコード公開

文:Stephen Shankland(CNET News.com) 翻訳校正:緒方亮、小林理子

2009-04-14 10:39

 Googleは、同社のソフトウェアがやろうとしていることをもっとよく見えるかたちにする取り組みとして、Windows向け「Google Update」(プロジェクトコード名「Omaha」)のソースコードを公開した。Google Updateは、「Chrome」ブラウザや「Google Earth」といった同社プログラムの新バージョンを、自動でインストールできるようにするものだ。

 米国時間4月10日の同社公式ブログの投稿のなかで、GoogleソフトウェアエンジニアリングチームのMyles Jordan氏とプロダクトマネジメントチームのMichael Smith氏は「このプログラムが実行されていることに気づいて不安を覚えるユーザーもいるかもしれない。Googleでは、ユーザーを失望させるつもりはない。われわれはこういった懸念に懸命に取り組んおり、Omahaのソースコード公開は、Google Updateの狙いを全面的に透明化しようというものだ」と述べている。

 Googleは、ソフトウェアの自動アップデートにより、セキュリティ上の脆弱性を迅速に修復できると考えている。Google Updateは、新バージョンのダウンロードとインストールをバックグラウンドで自動的に行い、次のプログラム起動時にはいつでも実行できるようにするツールだ。

 ソースコードの公開は、ソフトウェアが実際に何をやろうとしているのかという懸念の軽減につながるものだが、Googleはまた、同社以外でもOmahaを利用できるようにしたいと考えている。

 「ソフトウェアを最新の状態に保つのは困難なことだ。そこで、自動アップデータの独自開発を考えている人や、すでに取りかかっている人には、今日公開するコードを役立ててもらえればと思う」とGoogleの2人は述べている。

 GoogleはOmahaを利用したい人のための開発ガイドも同時に公開した。Omahaには同社が好んで採用するオープンソースソフトのライセンス「Apache License 2.0」が適用されている。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]