ネットマークスは6月2日、ハードディスク暗号化ソフトウェア「McAfee Endpoint Encryption(旧名称:SafeBoot)」の利用企業を対象に、「PeacePlanet McAfee Endpoint Encryption携帯Webリカバリーサービス」の提供を開始した。
McAfee Endpoint Encryption導入PCの利用者がパスワード入力を誤り、PCがロックしてしまった際に、利用者自身が携帯電話のブラウザからロックを解除できる。具体的には、専用モバイルサイトでユーザー認証し、リカバリーコードを入手して、それをPCに入力することでロックが解除される。
携帯電話を利用するため代替PCやLAN環境が不要で、24時間365日対応できる点が特徴。管理者の対応が不要なため、企業が運用負荷を軽減できるメリットがある。
McAfee Endpoint Encryptionは、PCのハードディスク全体を暗号化する製品。OSが起動する前の段階に認証を設けているため、PCの紛失時などにおける情報漏えいを防げる。
ネットマークスが24時間365日体制で運用、管理する監視センター側で集中管理しており、運用状況は管理者が専用ページから確認できる。参考価格は初期費用がVPN利用時で18万円、専用線利用時で35万円、年間サービス費用は1ユーザーあたり1000円(いずれも税抜き)。ネットマークスでは、初年度20社への導入を見込んでいる。