NTT Com、企業向けクラウド型メール&コラボレーションサービス「セキュアICT Bizメール」を発表

ZDNet Japan Staff

2009-09-15 12:55

 NTTコミュニケーションズ(以下、NTT Com)は、クラウド型メールサービス「セキュアICT Bizメール(以下、Bizメール)」を、10月1日より提供開始すると発表した。

 Bizメールでは、NTT Comの提供するネットワークおよびデータセンターを含むクラウド基盤上で、最大10Gバイトのストレージを利用できる大容量メール機能、およびコラボレーション機能を提供するサービス。NTT ComのSaaS型インターネットゲートウェイサービスである「セキュアICT」の基盤上で提供される。

 Bizメールの提供プランは「ベーシック」「プレミアム」「コラボレーション」の3種類。「ベーシック」では、ウェブメール、アドレス帳、メーリングリストなどを含むメール機能と、ウイルスチェック、スパムフィルタリング、送信フィルタリング、IPアドレスフィルタリングなどのセキュリティ機能を基本機能として提供する。「プレミアム」ではこれに加え、携帯/スマートフォン対応、ドキュメントビューワ機能、メールテキストとウェブ上の地図などを連携できるマッシュアップ機能が追加。最上位の「コラボレーション」では、さらに共有カレンダー、文書作成機能、タスクリストといった共同作業機能も利用できる。

 利用価格は、IDあたり「ベーシック」(メールボックス容量100Mバイト)が450円/月より。「プレミアム」が、メールボックス容量2Gバイトの場合600円/月より、10Gバイトの場合700円/月より。「コラボレーション」が個別見積となる。また、利用に当たってはNTT ComのVPNバンドル型インターネットゲートウェイサービス「セキュアICT」の導入が必須で、その料金が別途必要になる(価格は個別見積)。

 Bizメールのメリットは、NTT Comのインフラをベースとした企業ユースに耐える品質保証とサポートだ。標準で24時間365日受付の保守サポートが提供されるほか、利用企業ごとのセキュリティポリシーに合わせた接続設定の変更が柔軟に行えるとする。また、企業内で構築済みのディレクトリサービスと連携したユーザー管理機能や、海外拠点での利用に必要な多言語切り替え機能(16言語対応)も備え、導入や運用管理の負荷が軽減できるとしている。

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