編集部からのお知らせ
新着記事まとめPDF「ランサムウェア」
注目の記事まとめPDF「Chrome OS」

Macへのマルウェア感染が1件あたり43セント--ロシア組織の手口が明らかに

文:Ryan Naraine(Special to ZDNet.com) 翻訳校正:編集部

2009-09-29 07:00

 スイス・ジュネーブ発--サイバー犯罪者らがMacユーザーを対象とした攻撃にますます多くの時間と資源を注ぎ込んでいる。その証拠として、新しく見つかったマルウェアアフィリエイトプログラムは、Macをマルウェアに感染させた報酬として1件あたり43セントの報酬を支払っていた。

 当地で開催中の「VB Conference 2009」で、Sophos Labsの研究者Dmitry Samosseikko氏はスパムおよびマルウエアをアフィリエイトベースでばらまくロシアのネットワーク組織「Partnerka」を紹介し、注目を集めた。Partnerkaは近頃、Macプラットフォームを攻撃の対象に据え、ソーシャルエンジニアリングの手法を使いながら偽のコーデックやスケアウェアプログラムをばらまく。

 Samosseiko氏は講演で、偽のMac用ソフトウェアの販売とプロモーションを専門とする部門を「codec-partnerka」と呼び、その様子を紹介した。

 同氏はなかでもMac-codec.comというサイト(今はオフラインになっている)を取り上げ、マルウェアのインストール1件につき43セントの報酬が支払われていることを明らかにした。これは、オンライン犯罪者にとってMacが実入りの良いプラットフォームになっていることを示す金額だ。このサイトはMac OS用のビデオプレーヤーの形式で、さまざまなプロモーション素材を提供しており、犯罪者がいかに投資しているかがわかる。

 過去にはポルノビデオを使ってMacユーザーをだまし、DNSの設定を変更するトロイの木馬をダウンロード、インストールさせる犯罪が確認されている。

 DNSの設定を変更するトロイの木馬はMacのDNSサーバ(ドメイン名とIPアドレスの対応を解決するのに使われるサーバのこと)の設定を変更し、変更が有効になると、ウェブリクエストをハイジャックして、ユーザーを(EbayやPayPal、銀行などの)フィッシングサイトや、ポルノサイトの広告を表示したサイトに誘導する。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    マンガでわかる―Webサイトからの情報搾取を狙うサイバー攻撃「SQLインジェクション」、どう防ぐ?

  2. 経営

    迫られる改正電子帳簿保存法対応--中小・中堅企業に最適な簡単&現実的な運用方法とは

  3. 運用管理

    AWS、GCP、Azureを中心としたクラウドネイティブ環境における5つのセキュリティ強化策

  4. 運用管理

    5G時代におけるクラウドサービスの問題点、通信の最適化・高速化を実現する「MEC」の活用事例を紹介

  5. コミュニケーション

    情報が見つからない&更新が進まないFAQページは絶対NG!効果的なFAQを作成・運用するために

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]